クァンタム・オブ・ザ・シーズ乗船記⑩寄港地・ペナン編
12月30日の寄港地はペナン。
結論から言うと、3ヶ所の寄港地のなかで一番好きだった!
アドリア海クルーズの寄港地でたとえると、
ポートクランはピレウス(首都近くの港町、港周辺は何もなく車移動が必須)
ペナンはドブロブニク(旧市街地まで徒歩でアクセスOK)というイメージ。
愛称もペナンが「東洋の真珠」、ドブロブニクが「アドリア海の真珠」だし。
船を降りた瞬間、可愛い街並みの片鱗(と大量の客引き)!
徒歩10分から15分ほどで、ウォールアートがいっぱいのエリアに到着。
ソウルの梨花洞壁画村をちょっと思い出す感じで、とってもお洒落。
ペイントあり、廃材利用あり、ワイヤーアートありと多種多様なウォールアート。
年甲斐もなく、左上の姉弟の自転車に乗せてもらって写真撮ったりもしましたよ。
そして、ペナンといえばなんといってもプラナカン建築。
こんな感じのショップハウスも至るところに。そうそう、これを見に来たのだよ!
伝統的な水上集落も見学しました。それぞれのお家が個性的で素敵。
全体的に一般の住宅っぽかったので写真はあまり撮れず、お土産屋さんの壁面。
この1枚でも水上に建っているのが一目瞭然。
プラナカン建築、中国寺院、イスラム建築、西洋建築、そして現代アート。
古今東西の色々な建築や文化が見事に融合していて、
気温さえもう少し低ければ無限に散策したいと思った。
時間があったのでクーコンシー(中国寺院といいつつ廟とのこと)も入場見学。
豪華絢爛なのはもちろん、手入れも行き届いていて素晴らしい。
ちょっとした博物館のような感じになっているので入場見学もおすすめ。
完全に雰囲気写真だけど結構気に入っている1枚。
散歩しながらお洒落なカフェで甘いミルクティー飲んだり、
ショッピングモールで涼んだり、気ままな自由散策を大いに満喫して、
それだけでも大満足。だったのだけど、
なんといっても最高だったのはチョン・ファツ・チー・マンション(ブルーマンション)でのランチ。建物も内装も料理もあまりにも良かったので別の記事で改めて書きたいと思うし、いつか必ず泊まりに行くと心に誓った。
ロビー可愛すぎ、中庭可愛すぎ、料理綺麗すぎ。
と、語彙力が消滅する完成された世界観。素晴らしい。
ちなみに写真の料理はメインの鴨肉のシュニッツェルです。
シュニッツェルと聞くと頼まずにいられないウィーン好き。クリスピーで美味しかった。
値段は前菜+メイン+デザートの3コースランチで2,000円くらい。
トータルでの満足度がとにかく高くて、こんなにお手頃でいいの?と率直に思った。
激安の屋台グルメを味わうのも大好きだけど、
物価が安いからこそリーズナブルに贅沢な経験をするのも最高に好き。
もしペナンに行く機会があるなら
インターネットから簡単に予約できるので、ぜひぜひ。
一回予約したのでメルマガ会員登録されたらしく、「ワイン&テンダーロインナイト」とか「バレンタインのシャンパンディナー」とか、
楽しそうなイベントのお知らせが結構届いて、そのたびにペナンが恋しくなってる……。