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元旅行会社勤務の筆者が、クルーズのことを中心に、国内外の旅行・語学学習・自炊などについて書いています。

【東京】本当は秘密にしたい、とっておきのビストロ@国立

大好きすぎて、大切すぎて、今まであえて書いてなかったお店がある。東京都国立市のビストロ、シエル・ドゥ・リヨンだ。特別家から近いというわけでもないものの、家族みんなが大好きで、誕生日や両親の結婚記念日などのお祝いから、たまたま平日に休みが取れた日のランチなど、様々な用途で度々訪問している。

立地はJR国立駅北口から徒歩5分ほど、駐車場はないので近隣のコインパーキングを使う。定休日は日曜日と月曜日。日月休みは本場のビストロと同じスタイルだと、食べログのリヨンのページで知った。

公式HPもなければ、ナビサイトにも登録していない。辛うじてFacebookのページがあったのでリンクを貼っておく。

シエル ドゥ リヨン - Tokyo国立市 - フランス料理店 | Facebook

ワンプレートランチ

ランチはオープンサンド、蟹のキッシュ、若鶏のローストという3種類で全種類1,100円。土曜も同額。別途日替わりのカップスープやデザートを付けることができる。

予約はできないので開店前から行列ができることも多い。小さいお店でディナーは予約が取れないこともあるので、並びさえすれば食べられるランチは貴重ともいえる。

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私は若鶏のローストを選ぶことが多い。もともと皮がパリパリに仕上がった鶏肉に目がない上、チキンとたっぷりのマッシュポテトでボリューム満点!大満足の一皿。ソースは数種類の中から日替わりだと思う。粒マスタードの効いたソースが一番好き。ワンプレートと言いつつ、パンも付くのでご安心を。

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こちらは3種のオープンサンド。奥から豚のリエット、サーモンとジャガイモ、海老とホタテ。特におすすめは豚のリエット。ここのリエットやパテは抜群に美味しい。具材に合うようにそれぞれ違う種類のパンが使われているのも嬉しい。

キッシュは高さのあるぷるぷるとしたタイプで、他のテーブルへ運ばれているのを横目で見る限り、とても美味しそうなのだけど一度も食べたことがない。次回こそキッシュを、と毎回思いつつ、結局若鶏のローストを選択しがち。だって美味しいんだもの。

ディナー

ディナーはビストロスタイルで、前菜もメインも気前よく大盛り。大人4人なら前菜またはサラダから1~2品とメイン3品くらいが適量かと思われる。

やや少食寄りの我が家の場合は、大抵、メリメロサラダ+鴨もも肉のコンフィ+仔羊のロースト+豚バラ肉のローストをシェアした後、各自デザートとカフェを注文する。

必ず頼んでいただきたいのがメリメロサラダ。

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サラダの概念が変わる一皿。ラスクのようなサクサクしたパンに、リエットやパテ、サーモンのタルタルなどを載せたものを周囲に配置し、たっぷりのシャルキュトリーをトッピング。これはもはや前菜盛り合わせのサラダ添え?あるいは、サラダの前菜盛り合わせ添え?といった雰囲気。ビネガーの効いたドレッシングも美味しい。 

その時々で微妙に具材が違っているので毎回必ず注文してしまう。

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メリメロサラダを知る前に我が家の定番だった前菜盛り合わせ。こちらも素晴らしいコストパフォーマンス!具材の種類が多いので色々食べてみたい時は前菜盛り合わせもおすすめ。レバーパテ最高に美味しい。

シエル・ドゥ・リヨンでは東京エックスという地豚が一押しで、なかでもバラ肉のローストは噛めば噛むほど味わい深い、脂身の甘みが堪能できる一品。私は勝手にこの店のスペシャリテだと認定している。旨味をたっぷり吸ったレンズ豆もまた至福の味わいで、無限にバゲット食べられる。

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鴨もも肉のコンフィ。オイルの染みたポテトが美味しすぎて奪い合いになる。スパイス使いと少しだけ強めの塩味が心地よくてワインがどんどん進む。

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仔羊も臭みを全く感じず、それでいて羊肉独特の旨味が存分に引き出されているお気に入りの一皿。ああもう、すぐにでも食べたい。

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ここまででかなりお腹はいっぱいなのだけど、シエル・ドゥ・リヨンの真骨頂はデザート!その素朴でダイナミックなビジュアルと、王道の美味しさは誰にでもお勧めだけど誰にも教えず自分だけの秘密にしたくなる。

定番のガトーショコラはこんな感じ。

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粉を極限まで減らした、濃厚なタイプ。なのにこの大きな1切れをスルッと食べられてしまう恐ろしさ。別途アイスを頼んで添えるのもおすすめ。アイスもかなりのポーションで提供されるので驚かれないよう。

そして我が家のお気に入り。秋限定、いちじくのタルト。

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一般的な「いちじくのタルト」とはかなりかけ離れたビジュアルだけど、これこそがいちじくのタルト。バターたっぷりのサクサクな生地に、半分にカットしたいちじくをドーンと載せて、いちじくがじゅわじゅわになるまで焼き上げた逸品。今までいちじくを使ったスイーツにそれほど心惹かれたことがなかったけど、このタルトだけは例外。

ちなみに、アラカルトの他に、予約する人数によってはコースもお願いできる。一度だけコースにしてもらったときにはじめてリヨンで魚料理を食べたなあ。間違いない美味しさだった。

語彙力が足りなくてもどかしい……。ずっと秘密にしていようと思っていたけど、いざブログに書くと決めたら、もっと適切な言葉で、様々な表現で、リヨンの美味しさを伝えたい……!そして少しでも早く再訪したい。

私の大事なお店は、間違いない美味しさと家族との思い出がたくさん詰まった小さなビストロです。