Cruise × Cruise

旅行・勉強・自炊など。気分はいつでも船の上。筆者は元旅行会社勤務⇒現在はメーカー人事

【京都】ASSEMBLAGES KAKIMOTO(アッサンブラージュ・カキモト)のケーキが美味しすぎる

 

www.assemblages.jp

ASSEMBLAGES KAKIMOTO(アッサンブラージュ カキモト)は京都の有名スイーツ店。食べログスイーツWEST百名店2020にも選出されてます。「パティシエ」、「ショコラティエ」、「キュイニジエ」という3つの顔を持つ垣本晃宏シェフのお店です。

京阪の神宮丸太町駅、または京都市営地下鉄丸太町駅から徒歩5分少々。少しわかりにくい場所ですが、わざわざ行く価値がありすぎる!

tabelog.com

アッサンブラージュは「組み合わせ」という意味らしく、その名の通り独創的な素材の組み合わせによって、新しい美味しさを提案するメニューが多く揃っています。特にチョコレート(ボンボンショコラ)は木の芽や茗荷など、初めて見るようなフレーバーがずらりと並んでいました。

正直なところ、いかにも高級そうな、複雑な味わいのお菓子よりも、王道というか庶民的というか、わかりやすい美味しさのお菓子が私自身は好きです。でも、縁あってこちらの焼き菓子をテイクアウトした際に、新鮮さがありつつもダイレクトに美味しさが伝わってきてとても好みだったので、里帰りの手土産に是非買って帰りたいなと思っていました。私以上に王道の西洋菓子を好む母の反応が見てみたくて。

家からも職場からも少々離れており、普段ふらっと訪ねるのはなかなか難しい立地だからこそ、貴重な平日の自由時間を逃すまいと、産前休業初日に行ってきました!

折角行くならイートインもしよう!と張り切ってブログやSNS等で事前リサーチした結果、イートイン限定の目の前で仕上げてくれるデセールもとても魅力的だけど、今回の狙いはケーキに決定。

店内は手前がショップ、奥がイートインになっています。ショップではケーキ、チョコレート、焼き菓子類のほか、オリジナルの紅茶も販売していました。

常に賑わっていることもあって若干動線がわかりにくいのですが、イートイン利用の場合も直接イートインコーナーに行くのではなく、ショップのショーケースで注文を済ませてから席に案内してもらう形式です。イートインを楽しんでいる間に、手土産用の商品を箱詰めしていただき、帰る際にまとめてお会計、という流れでスムーズにご対応いただけました。

ケーキのショーケースの一部。「Assemblages a」「Assemblages b」という2種類の店名を冠したケーキがあります。

f:id:travel_times:20210409210341j:plainf:id:travel_times:20210409210414j:plain

イートインスペースは10席ほどのL字カウンターです。ところどころに京都らしいクラシカルな意匠があり、落ち着く空間。欲張ってケーキを2個頼んだのでお水も2人分セットされていて申し訳ない気持ちになりました。笑

f:id:travel_times:20210409201910j:plain

今回注文したのは「Assemblages b」と「モンブラン」。ショーケースの説明によると、

とのこと。常温に戻すためか、5分程待って提供されたケーキたちがこちら。特にアッサンブラージュbのビジュアルに食べる前からうっとり。

f:id:travel_times:20210409210451j:plain

まずはアッサンブラージュb。スポンジやタルトのような「生地」のパーツを含まないケーキで、一口目はまずその柔らかさ、口どけの良さに衝撃を受けます。持ち帰りしたら家に着く前に溶けてしまうんじゃないかな?と思うくらいの、とろける食感。

目に美しいガナッシュやムースの四層は、それぞれ独立したものとしても美味しいけれど、いっぺんに口に入れるとチョコレートの濃厚な香りと苺の甘酸っぱさが渾然一体となって更に美味しい!なんだかもう言葉にならなくて、脳内はひたすら「何これ?!美味しい!!」の繰り返しでした。笑

f:id:travel_times:20210409210524j:plain

モンブランも負けず劣らず絶品。

実は個人的にモンブランの土台としてのメレンゲがあまり好きではなく、下調べの中では土台がメレンゲなのかパイなのか確証が持てなかったので少しドキドキしながら注文しました。

f:id:travel_times:20210409202102j:plain

 

f:id:travel_times:20210409202101j:plain

断面はこんな感じ。たっぷりのマロンクリームの内側にレモンの香りのクリーム、メレンゲ、パイ生地という構成で、結論としては「土台はパイだけどメレンゲも入ってる」が正解でした。このメレンゲの使い方はすごく好き!土台を任せるとなんとなく心許ないメレンゲが、中間層に入ることで食感と風味のアクセントとして最高の働きをしてます。また、パイ生地が最高に美味しくて、切ってるうちにどうしても出てしまう粉が口惜しくてたまらない。

もちろん、メインのマロンクリームとレモンクリームの相性も抜群。栗とレモンの組み合わせ、こんなに合うのになんで他で見かけないんだろう?って思っちゃうくらいのベストマッチでした。

飲み物はオリジナルの紅茶「Blue tea」をいただきました。お花の香りが華やかで、でも飲みやすくて万人受けしそうな味わい。マグカップはイイホシユミコさんの「unjour」ですね。このシリーズ本当に大好き。大好きすぎて、買って自宅で使うというよりはホテルやレストラン、カフェで出合いたい食器という位置付けになってる。

f:id:travel_times:20210409210902j:plain

今回いただいた2種類のケーキ、どちらも味わいは濃厚ながらぺろりと食べてしまいました。至福の時間だった。全種類制覇したい。次はアッサンブラージュaとピスターシュ、タルトフロマージュバニーユあたりを狙いたい。

実家用と義実家用の2セットを考えるのに必死過ぎて写真を1枚も撮っていないけど、手土産の焼き菓子もちゃんと買えました。サブレとサブレショコラ、ガレットブルトンヌをセットで詰めてもらいましたよ。焼き菓子については通販もあるので、気になる方は是非。あと、種類は少ないですが京都駅前の伊勢丹でもサブレの取り扱いがあります!

assemblages-kakimoto.com