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旅行・勉強・自炊など。気分はいつでも船の上。筆者は元旅行会社勤務⇒現在はメーカー人事

おすすめ入浴剤のレビュー

お題「#買って良かった2020

2021年に入ってしまいました。今年も細々とブログを続けていきたいと思います。今年は2022年3月に日本発着クルーズに参加することを目標に、体調管理・貯金に努める所存です。どうか気兼ねなくクルーズに行ける世界が戻って来ますように……。

さて。

長い前置き

相手を困らせないプチギフトの定番、入浴剤。とはいえ実家暮らしの頃は、「残り湯を洗濯に使うから(母)」「浴槽の掃除が大変になるから(父)」という家族の意向があって、なかなか入浴剤を使う機会がなく、いただきものの入浴剤が溜まっていく一方だった。たまにホテルに泊まるときにはここぞとばかりに何個か持参して、何度もお湯を張ってせっせと使ってた。

結婚して実家を出たことで、好きな時に好きなだけ入浴剤を使えるようになったものの、夫は基本的にシャワーで十分な人間で、自分のためだけにお湯を張るのもなんだかもったいないような気がして、湯船に浸かること自体が週2,3回になった。残りの日はシャワーで済ませる代わりに、湯船に浸かるときは入浴剤を使うというのがなんとなく習慣になっていた。

そんな中でコロナ禍に突入し、「おうち時間の充実」を口実に湯船にお湯を張る頻度が爆上がりしたものの、一度覚えてしまった「湯船に浸かるときは入浴剤を入れる」という贅沢を手放すことができず、結果的にほぼ毎日入浴剤を使っているというのが現状。

プチギフトに使われるような、1回使い切りタイプ&ばら売りの入浴剤の相場はおおむね100~300円程度だけど、毎日使うとなると値段も重要。コストパフォーマンスで言えば、バスロマン・バスクリンのような、粉末大容量タイプは断然お得。ケチケチ使える量の調節ができるし。かといって毎日同じ香り・同じ湯色というのも飽きてくる。

そんなわけで我が家には概ね以下4タイプの入浴剤がストックされてます。今回はそれぞれのタイプの中でおすすめのものをダラダラと紹介していきます。

  1. 日本の温泉風
  2. 炭酸・発泡系
  3. 発汗・薬湯系
  4. その他

※以下のURLはAmazonに飛びます。

1. 日本の温泉風

日本の名湯 にごり湯の醍醐味

手っ取り早く温泉気分。日本の温泉風の入浴剤は、正直言って玉石混交なジャンル。どうしても「石」のほうのイメージが強くて、つい最近まで一度も手を出してなかったのだけど、Amazonでのセールに釣られてたまたま手に取ったこれがなかなか良くてすっかりハマってしまった。

もちろん温泉そのものとまでは言えないけれど、にごり湯の肌触りや、湯上がりの肌の感触など、なるべく現地のお湯の雰囲気に近付けよう!という努力が伝わってきます。個人的には乳頭温泉タイプが特にお気に入り。肌がつるつるになる!

国内旅行どころかスーパー銭湯さえも行きにくい今日この頃、手軽に旅行気分を味わうのにぴったりな一品です。単価が安くて本当に優秀。

ちなみに、調子に乗って近い価格帯の他社製品も試してみましたが、「自宅で温泉気分を味わいたい!」という方にはお勧めできないなーというのが正直な感想でした。

2. 炭酸・発泡系

BARTH

冬季専用の強力な入眠剤。GW頃に初めて使ったときは、全くピンと来てませんでした。無色透明だし*1、湯冷めするような季節でもなかったので、「まぁポカポカする……かな?プラセボ?」みたいな印象。これで1回300円かーと。

で、冬に入って改めて試して、評価が180度変わった。何これすごい!!入浴中は「本当に入浴剤入れたっけ?」って心配になるような自然なお湯なのに、まずは湯上がりのすべすべ感に驚き、お風呂から上がって10分程で足先・指先からじんわりポカポカしてくる。30分も経つと心地の良い眠気を感じてきて、めちゃめちゃよく寝られます。

年末年始に夜更かししすぎたせいで、深夜2時くらいまで寝付けなくなってましたが、仕事はじめの前夜にBARTHをキメたら23時にストンと就寝。そこからなんとかいつもの生活リズムに戻せました。この入眠効果はぜひとも体感いただきたい。

ポイントは「寒い季節に使うこと」「最低15分以上、じっくり湯船に浸かること」の2点。ちなみに、規定量は1回3粒ですが2粒でもしっかり効きます。

BARTHは「中性 重炭酸入浴剤」ということでこのジャンルに入れましたが、炭酸がお湯に溶け込むタイプなので発泡感は全くありません。お湯のシュワシュワ感を味わいたい場合は、温包シリーズがコスパが良くておすすめです。個人的にはほのかにとろみと爽やかな柚子の香りが楽しめる温包 とろり炭酸湯 ぜいたく柑橘柚子が好み。

3. 発汗・薬湯系

バスクリン薬湯入浴剤 温感EX

ジェネリック・メディキュア。入浴剤にハマりだした当初は発汗を促したい一心でこのタイプの入浴剤ばかり使ってました。きき湯ファインヒートスマートモデル にはじまり、バブ メディキュア 発汗リフレッシュ浴のハードリピートを経て、たどり着いたのが温感EX。

何が素晴らしいって一番はコスパですよ。約30回分で500~600円。体感的には30回以上余裕で使えます。いかにも汗をかけそうなハーブ系の香りで、熱めのお湯に入れて10分ほど使っているとじんわり汗が出てきます。

このタイプに関してはあまり外れだなあと思うものには当たったことがなくて、きき湯やメディキュアに関しても悪いわけでは決してない。特にメディキュアは相当良いです。しっかり汗が出るし、身体が軽くなる感じは抜群です。私が「3日に1回のメディキュアより、毎日の温感EX」派だというだけ。

「ちょっと高くてもいいから、サウナに行けない代わりに高温反復浴でスカッとしたい!」という方はぜひメディキュアをおためしください◎ 

4. その他

バスロマン プレミアム モイストスキンケア

バスロマンの王道。肌の乾燥が気になるときはこれ。好みの白いにごり湯タイプで、バニラフローラルの香りも強すぎずいい感じ。洋風の入浴剤は、あまり好きじゃない香りに当たることがあるので大容量タイプを買うのは少しドキドキするけど、最悪香りが苦手でも肌がしっかり潤うならいいかなと思って購入。

いい意味で無難で、そこまで登板回数は多くないものの、安定感があります。困ったらこれ。

今年もますますお家のお風呂を楽しみたい。

*1:根本的に「入浴剤使ってる!」感のある、色付き香り付きのお湯が好み