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旅行・勉強・自炊など。気分はいつでも船の上。筆者は元旅行会社勤務⇒現在はメーカー人事

オンライン英会話 ベストティーチャー受講してみた

Bizmatesの受講も4ヶ月目に突入し、そろそろ他のオンライン英会話のことも知りたくなってきました。今まで受講したことがあるのはECC、KONICA MINOLTA英会話、Bizmatesの3社で、いずれもビジネス英会話に特化したコースの受講です。

教材、受講方法、講師の先生など、サービスによってそれぞれ特色があるのですが、そうはいっても多くのオンライン英会話に当てはまる定番パターンというのはあります。

  • 1レッスン25分間
  • 月額6,000円~10,000円くらいが相場、ビジネス英会話コースだともう少し高い
  • 教材を選んで予約→受講の繰り返し
  • 1日1回コースだと大体1回分しか予約できない(月〇回コースは予約制限緩め)

などなど。パターンがあるということは、せっかく違う会社のサービスに切り替えても、結局オンライン英会話そのものに対してマンネリになりがちということでもあって。実際、Bizmatesには6月からの値上げを経てなお、何も不満はないのだけど、それでも最近は予習復習をサボって出たとこ勝負になりかけてました。*1

なにか面白いオンライン英会話はないかなあ、と調べていて見つけたのがEF English Liveと今回紹介するベストティーチャーです。*2

ベストティーチャーは、「書いて、話せば英語力は身につく」がモットーの、「話す」レッスンの前に「書く」レッスンがあるという、とても個性的なオンライン英会話です。

この度、体験レッスンを受講しましたので、早速レポートしていきます。

ベストティーチャーの特徴

なんといっても、Writing→Training→Speakingというレッスンのプロセス

自分で作成した英文を使うことで、自信を持って会話ができ、実際に使える英語が身に着くそうです。

ベストティーチャーでは、「ちょっと時間できたから英会話でもするか~」というような、ゆるっとした受講はできません。通常のオンライン英会話ではついサボりがちな予習を、Writingレッスンという形で必須にすることで、1回1回のSpeakingレッスンの密度が必然的に濃くなります。

また、24時間受講可能&講師陣が非常に多国籍な点も特徴の一つです。特にセルビアハンガリーといった東欧の先生がとても多く在籍している印象。Writingレッスンは担当する講師を選ぶことができませんが、その代わり早朝深夜であってもレスポンスがすごく早いです。

レッスンの受け方、進め方

ログイン後の画面(ダッシュボード)はこんな感じ。とても見やすいです。ベストティーチャーの特徴として、最大で3つのトピックを並行して受講していくという点があるので、進捗管理のしやすさはとても重要ですね。

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先日のブログで紹介した日経LissNの教材を使ったコンテンツもあります。

トピックを選択する

選べるトピックは1,000種類以上、日常会話とビジネスが半分ずつくらいのイメージです。日常会話の中に発音練習系のコンテンツがあったり、ビジネス教材では、ホテル・物販・飲食といった 接遇・おもてなし系のトピックが充実していたりするのが印象的でした。

どのトピックもかなりピンポイントな状況設定がなされているので、英語を使いたい場面が明確な人には特におすすめかなと思います。あるいは、気になるカテゴリーのトピックを順番に受けていくのもありですね。

Writing

Writingレッスンの画面はこんな感じです。Speakingのレッスンまでの間に、最大5往復まで、先生とチャットでやり取りをします。予習をせざるを得ないのでSpeakingレッスンでの理解度・充実度が自然と高まる仕組み。

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右下に例文・単語・フレーズ集があるので初めてのテーマでも戸惑うことなく書いていけるかと思います。Writingレッスンの間は講師からの添削はなく、普通にチャットでの会話を楽しみます。

チャットの返信は1時間もしないうちに届くことが多く、とてもスムーズ。

Training

チャットでのWritingレッスンが終わったらTrainingに進みます。このパートでは、作成した英文と音声を使ったトレーニングレッスンを行います。

Writingレッスンが終了した後で講師の添削作業がはじまるので、Writingが終わってからトレーニングレッスンができるようになるまでに少々時間がかかります。もちろん、添削を待っている間に新しいWritingレッスンを開始することも可能です(同時進行は最大3レッスンまで)今回はちょうど24時間程度で添削が返ってきました。

レーニングレッスンは、Checking Correction → Overlapping →Shadowing → Dictation の4ステップでしっかり進めていきます。なんというか、王道の語学学習!という感じ。

添削の結果はチャットで来ると思っていたのですが、添削後の文を文字だけでなく音声で残してくれて驚きました。あと、自分が考えた文章でシャドウイングやディクテーションをするのはなんだか新鮮な気分でした。笑

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自習のコンテンツが充実していますが、チュートリアルがしっかりしているので迷う心配はありません。また、シャドウイングの速度は5段階から、ディクテーションの難易度も2段階から選択できるので、初心者の方も安心して取り組めるかと思います。

Speaking

一通りトレーニングを終えたら、Speakingレッスンの予約を取ります。レッスンは25分間で開始20分前まで予約可能です。

当日または翌日分しか予約できないこともあり、予約はとても取りやすい印象です。ただし、講師の検索機能はあまり充実していなくて、絞り込みは 初心者向け/簡単な日本語可/ビジネス英語/講師歴5年以上/英語・英文学専攻/お気に入り、の6項目のみ。

動作環境に問題がなければ、独自システムのベストーク(β版)を使用します。ベストークの使用が難しい場合はSkype利用です。Skypeでのレッスンは受けていませんが、添削してもらった英文を教材として使うので、講師の映像、チャットボックス、メモ欄、英文がひとつの画面で確認できるベストークでの受講が断然お勧めです。

Skypeとブラウザを同時に開かなきゃいけなくて、狭いノートPCの画面が混雑するのがあまり好きではないので、見やすい独自システムを持っているところはそれだけで好印象。

ちなみに、Speakingレッスンの予約を取得した後も引き続きトレーニングは可能なのでご安心を。しっかり準備してSpeakingレッスンに臨みましょう。

Writingレッスンとトレーニングが特徴的過ぎて、Speakingレッスンについてはそこまで書くことがありません。自分が考えた文章を使うという点以外は、オーソドックスなオンライン英会話でのレッスンです。せっかくなのでハンガリー人の講師を選び、スモールトークでは昨夏にブダペストを訪問したときの話で盛り上がりました。

料金プラン

料金プランは以下の三通りです。

通常コース:月額12,000円(税込)

Writingレッスン、Speakingレッスンの回数制限なし。レッスンは24時間受講可能。必要なものは全て揃っており、率直に言って通常コースで十分です。これがベスト。

公式HPにも「あなたにオススメの通常コース」と書かれています。

通常+LissN by NIKKEIコース:月額13,500円(税込)

通常コースのレッスンに加え、日経LissNの記事を教材にしたレッスンも受けられるコース。先日も書いた通り、日経LissNの個人会員は2020年6月時点ではAndroid端末非対応なので、ベストティーチャーを受講したいAndroidユーザーで、かつ日経LissNも受けてみたい!という人がいればどんぴしゃ。ちょっとニッチすぎるかもしれない。

4技能試験の対策コース:月額16,500円(税込)

中身を見ていないのでなんとも言えない部分もありますが、ご紹介まで。

  • TOEFL iBT対策コース
  • IELTS対策コース
  • TOEIC SW対策コース
  • TEAP対策コース
  • GTEC CBT対策コース
  • 英検®️対策コース

ベストティーチャーはこんな人におすすめ

  • 他のオンライン英会話が続かなかった人
  • オンライン英会話を活用しつつ、4技能をバランス良く伸ばしたい人
  • レッスン前の予習をしっかりやりたい人
  • ライティングも勉強したいけど英文添削サービスに入会するのは躊躇う人
  • 英語を勉強する目的、使う場面が明確な人
  • 接客英語を学びたい人
  • 休みの日にまとめてレッスンを受けたい人

紹介してきた通り、ベストティーチャーは他のオンライン英会話にない特徴を持っているので、他のオンライン英会話に挫折した方に是非試してみてほしいです。オンライン英会話に慣れてきて、なんとなく会話は成り立つんだけど、細かな文法事項や語彙が全然身に着かなくて、全然上達している気がしない……というような悩みに対して、Writing→Training→Speakingのプロセスはとても有効です。実際に話す前にたくさん準備(予習)をするので、英会話に抵抗がある初心者の方でも受講しやすいかと思います。

また、1日あたりの受講回数に制限がないので、たくさん受講したい方、特に、毎日25分受講し続けるのは難しいけど、回数制限があるオンライン英会話では物足りないという方にもおすすめ。

逆に言うと、Speakingに至るまでにWriting→Trainingを行う必要があるので、ひたすらたくさん話したい!という方や、とにかく安くオンライン英会話を受講したいという方には不向きです。ビジネスメールや英文履歴書の添削なんかもしてもらえることを考えると、通常のオンライン英会話+英文添削で月額12,000円とも言えるので、使い倒せる人にとってはかなりコスパがいいのでは。

無料体験できます/ちょっとした注意点

ベストティーチャーでは、最大3レッスン分の無料体験レッスンが受講できます。有料会員への自動移行などもなく安心してトライアルできるので、興味がある方は是非お試しください。下記のバナーからアクセスできます。

ちなみに、無料会員登録をしてログインすると、トライアル用にあらかじめ「自己紹介してみよう」というトピックが選出されています。残り2つのWritingレッスンは、どれでも好きなトピックを選択することができますが、無料体験でSpeakingレッスンに進むことができるのは最初に添削を提出したトピックのみなので要注意です。

私は何も考えずに「自己紹介してみよう」の添削を提出してしまったので、Speakingレッスンも自己紹介で受けました。苦笑

以上、長くなってしまいましたがベストティーチャーの正直レビューでした。オンライン英会話の口コミブログ、すごく楽しいので続けていきたいし、最終的には比較表や診断チャートなんかを作れたらいいなと思ってます。

*1:オンライン英会話の先生はこちらの意思を汲み取ることにめちゃめちゃ長けているので、支離滅裂な英語でもそれなりに会話が成立してしまう

*2:もちろん、EF English Liveも今度試してみる予定です!