Cruise × Cruise

旅行・勉強・自炊など。気分はいつでも船の上。筆者は元旅行会社勤務⇒現在はメーカー人事

【京都】一の傳本店のランチコースで「京都らしい」至福のひとときを

西京漬が有名な一の傳。決してお安くはないものの、間違いない美味しさで大好きです。一の傳を知ってしまうと中途半端な西京漬は食べられなくなる(スーパーの特売品とかなら別物だと割り切って美味しくいただきますが)

元々は実家の母が通販で取り寄せていて存在を知り、今では私もWEBページをチェックしてます。毎月1のつく日限定の切り落としセットがとてもお得でサイズ感もお弁当用にちょうどよくおすすめ。大人気商品ゆえになかなか買えないけども。

www.shop-ichinoden.jp

そんな一の傳、京都にある本店では一番人気の「銀だら蔵みそ漬」を含むランチコースがいただけると知って、長らく気になっていました。

www.ichinoden.jp

お料理のメニューは月替わりの「おもてなし料理3,950円(税込)」一本という潔さ。食後のお抹茶付きは+300円。気軽に足を運べる値段ではないものの、普通に銀だらの西京漬を購入しても一切れ780円なので、あの最高に美味しい西京漬をプロが焼いてくれ、コース仕立てでいただけると考えたらとてもリーズナブルに思えて、思い切って行ってきました!

人気のお店なので予約必須です。土曜日ということもあってか、2週間前に電話したところ11時か14時半ならOKとのことでした。

この日は夜もご馳走の予定だったので開店と同時の11時の予約を取り、四条駅・河原町駅から歩いて10分ほど。ありがたいことに個室にご案内いただきました。

このお店は京都の蔵元のお酒に力を入れていて、11種類の日本酒ペアリングがたったの980円!!お酒が飲める場合は心の底からおすすめします。今回はやむなく桃ジュースを注文。お酒解禁したらまた来ないと……!数量限定の追加メニューで豚と鶏の西京漬(各880円)もあったので、豚の西京漬をあわせて注文。

f:id:travel_times:20210323103809j:plain

3月のメニューはこんな感じ。コロナ対策で口頭説明を少なくするための取り組みとして、お料理の簡単な解説を印刷することにしたそうです。

f:id:travel_times:20210323103852j:plain

まずは前菜盛り合わせ。一の傳の「一」を象ったお皿に美しく盛りつけられています。どれも美味しかったですが、茶碗蒸しとうすいまめ豆腐、鯖寿司が特に気に入りました。

f:id:travel_times:20210323103912j:plain

続いて蛤真丈の椀。濃厚な蛤の出汁がたまらない一品。今年はひな祭りに蛤を食べそびれていたこともあり、ここで満喫できてありがたかった。

f:id:travel_times:20210323103932j:plain

鯛と筍のみぞれ仕立て。こちらはかつおだしの香りが効いています。軽く揚げた鯛の風味も華やかで、家庭ではなかなか真似できない味わい。

f:id:travel_times:20210323104019j:plain

そしてメインの銀だら蔵みそ漬は、土釜焚きごはん・お味噌汁・京漬物と一緒に。お漬物は長芋のわさび漬けときゅうりの浅漬け、種抜き梅干し。どれも比較的あっさりした味わいで、主役の西京漬を引き立てていました。追加注文の豚肉も同じタイミングで到着し、至福のひとときを満喫。

f:id:travel_times:20210323104048j:plain

食後には黒胡麻プリンと苺大福。黒胡麻プリンはムースのようなやわらかい食感で、濃厚なのにさっぱり感もあり、とっても美味しかった!苺大福は白あんがぎっしり詰まった一口大の大福に苺をあしらった贅沢な仕様です。 

f:id:travel_times:20210323104110j:plainf:id:travel_times:20210323104135j:plain

あの「一の傳」のお店ということで、かなり期待値が高い状態でお邪魔しましたが、その期待をはるかに上回る幸せな時間でした。産前の貴重な思い出作りのつもりで行ったのに、既に次はいつ行けるかなって考え始めてる。家族や友人が関西に遊びに来た時や、大切な人とのちょっと贅沢なランチなど、様々なシチュエーションでおすすめです!

ちなみに、無料会員登録をすると当日から店内のお食事5%OFF、お買物10%OFFになります。なんという気前の良さ。速攻登録してきましたよ。