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旅行・勉強・自炊など。気分はいつでも船の上。筆者は元旅行会社勤務⇒現在はメーカー人事

【大阪】THE LIVELY HONMACHI OSAKA 宿泊記、ライフスタイルホテルとは?

GOTO使ってホテルステイしてきました第四弾。

ライフスタイルホテルとは?

文楽@日本橋の終演が20時半頃、翌日午前中に美術館@中之島の時間指定予約が控えている。となれば、自宅に帰るのがちょっと面倒。大阪市内はライフスタイルホテルと呼ばれる形態のホテルが増えていて、以前から気になっていたホテルがいくつかあったので、その中のひとつ、THE LIVELY 大阪本町に泊まってきました。

www.the-lively.com

ちなみに、ライフスタイルホテルの定義は諸説あると思うのですが、私は「比較的少なめの客室数かつ大規模チェーンではない独立系のホテルで、デザイン性の高さが特徴。それぞれの『テーマ』を持ち、宿泊以外の付加価値を大きく掲げていて、『そこに泊まることが旅の目的になる』ホテル」といった感じだと理解しています。私の場合はホテルに泊まることが好きすぎて、シティホテルやビジネスホテルも旅の目的になるんですけどね。笑

有名な大阪のライフスタイルホテルとしてはこのあたりでしょうか。どこも気になるけど、特にNoumの朝ごはん食べてみたいなあ。

www.no-um.jp

theboly.com

www.hotelsheosaka.com

今回THE LIVELYを選んだのはお値段(1泊朝食付シングル4,900円+地域クーポン1,000円付)と、何よりも文楽劇場からの近さ!日本橋から大阪メトロ堺筋線で2駅3分、歩いても25分ほどなので第二部と第三部の間にチェックインしに行けました。

THE LIVELY OSAKA 充実の共有スペース

外観はこんな感じ。雰囲気出てますね。1階はレストランになっており、宿泊客はサイドの細い入り口から入って2階へ上がります。

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このホテルの特徴は宿泊客が自由に使える共有スペースの多さ。フロントのすぐ後ろにこんな感じのラウンジスペースやビリヤード台があったり。

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フロント階にはチェックイン前・チェックアウト後も無料で使えるコワーキングスペースを完備。座り心地の良い椅子や電源はもちろん、エスプレッソマシンまで揃った至れり尽くせりの空間。有料にはなりますがビジター利用も可能とのこと。

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極めつけは1階テラス。夜は焚火のような照明がついてめちゃめちゃいい雰囲気でした。コミュニケーション能力があれば、宿泊客同士で交流を深めるのにぴったりなんだろうなあ……。

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外出していて参加できなかったけど、夕方には生ビールのサービスがあったり、見晴らしのいい屋上でもお酒を楽しめたりするみたいです。外国人観光客の方もちらほらいらっしゃって、旅先での「出会い」を大切にしたい方にとっては最適なホテルじゃないかと思います。

おしゃれな客室、テーマは取捨選択!?

今回のお部屋はスタンダードダブル。広さは17平米、ベッド幅は140cm。実際よりも広く感じるのは、客室に置くもの・置かないものの取捨選択がしっかりできているからだと思います。

全体像。セレスティン京都に続いて今回も水回りがオープンになったタイプ。脱衣場として使いたいときはカーテンで仕切ることが可能です。

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鏡は両面仕様になっています。ベッドに腰かけてメイクできるのが便利。先述の通りしっかりしたコワーキングスペースがあるので、客室からは思い切ってデスクをなくし、リラックスするための空間としてデザインしているのかなと感じました。

取捨選択ポイント①デスクがない

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デスクの代わりにソファスペース。適度な硬さと足を延ばせるサイズ感ですごく気に入りました。

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お風呂はシャワーのみ。以前はバスタブ付きの客室が好きだったのですが、シャワーボックスのみだと必然的にトイレが独立型になるので、それはそれで使い勝手が良いなと最近は思ってます。ユニットバスの場合、翌朝に濡れた水回りを使うのが地味にストレスなので。*1

取捨選択ポイント②バスタブがない

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ちなみに、トイレのドアはロッカーみたいでめっちゃ可愛かったです。パジャマはシャツが紺・ズボンがグレーの上下セパレートタイプだったり、細やかな気配り&デザイン性の高さにときめきました。

客室常備のアメニティ・備品を極力少なめにして、貸出サービスに力を入れているのも取捨選択ポイントかなと。

<貸出品の一例>

  • 定番備品(アイロン・カトラリー類・ワインオープナー・充電器・消臭スプレー・加湿空気清浄機等)
  • エンタメグッズ(UNO・ジェンガ・オセロ・将棋・トランプ・ブルーレイプレイヤー等)
  • 美容グッズ(ヘアアイロン・ヨガマット・ナノケア・爪切り等)

などなど。貸出品は客室のフリーWi-Fiを使って、自分のスマホタブレットから簡単にリクエスト可能です。確かに、あっても使わないもので部屋が狭くなるより、必要な時に気軽に借りられるほうが便利かもしれない。

充実の朝食

普段はビュッフェ形式での提供ですが、新型コロナ対応のためおかわり自由の洋食セットメニューに変更でした。単体の場合は1,500円(税抜)で、宿泊客以外も利用可能です。

セット内容は冷菜デリ盛り合わせ・温菜デリ盛り合わせ・キッシュ・スープ・ヨーグルト・グラノーラ

冷菜盛り合わせは6種類くらいのサラダがたっぷりでボリューム満点。器のセンスがとても良く、キッシュのプレートとスープカップはイイホシユミコさんのunjourシリーズでした。このシリーズのお皿、本当に可愛くて使い勝手も良く、誰に贈っても喜ばれる。自分用にも買うか迷っています。

unjour | products | yumiko iihoshi porcelain

パンではなくキッシュというところにこだわりを感じます。しめじとベーコンがたっぷりで美味しかったです。ただ、おかわりするには少し重いので、普通のパンもあると嬉しいかなあ。

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温菜はマカロニグラタンとタンドリーチキン。チキンに添えられたチリソースが豆たっぷりの本格的な味わいで美味しかったです。

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全体的に満足できる内容でした!

飲み物はセルフサービスなのですが、温かい飲み物がコーヒーのみだったので、個人的には紅茶もあると嬉しいなと思ったり。コーヒーもエスプレッソマシンではなくジャータイプだったのが意外な印象でした。冷たい飲み物はデトックスウォーター・オレンジジュース・りんごジュース・アイスコーヒー・アイスティー・水と充実してます。持ち帰り用のカップはなし。

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トータルでコスパの良い、使いやすいホテルだと思います。

コワーキングスペースが充実しているのでビジネス利用もおすすめですが、一番いいのは友達同士の観光旅行かな、と思う。観光旅行で堺筋本町はあまり選ばないかもしれないけど、意外にどこに行くにも便利ですよ。

*1:そういう意味では大浴場のあるホテルが最強です。笑