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旅行・勉強・自炊など。気分はいつでも船の上。筆者は元旅行会社勤務⇒現在はメーカー人事

PROGRIT(プログリット)の無料カウンセリングを体験してみた/オンライン英会話の適切な頻度とは?

Bizmatesの受講回数が65回を突破しました。
受講率は84.9%で、昨年度6ヶ月かけて受講していたECCコニカミノルタの通算受講回数84回を3ヶ月ちょっとで追い越すペース。これは習慣化できたと言ってもいいと思うので、素直に自分をほめたい。えらい!

一方、最近は少々マンネリというか、サボり癖が出てきていることも自覚している。
全然話せていないのに、話せないなりに「25分間レッスンを受けること」に対してのハードルがぐんと下がってしまったので、ろくに予習せずその場の勢いでレッスンをやり遂げて、せっかく講師からフィードバックをもらってもちゃんと復習していなかったり。そんな風だから当然語彙も増えていかないし、相変わらず超初歩的な文法事項をバンバン間違える。
単刀直入に言って、伸び悩んでいると感じています。レッスンを受けるのは楽しくなってきたけど、このままだと「練習したシチュエーションでしか話せない」という状況をいつまでも脱却できない気がする。

安くはない受講料を払っているのにこれではいけない。ということで先日カンフル剤を投入してみました。それが、PROGRITの無料カウンセリング。
体験する前は、英語コーチングサービス全般に対して、「『強制力』以外の効果がピンとこない」「とにかく費用が高い」という、どちらかというとネガティブな印象があったにもかかわらず、英語学習へのモチベーションを再点火するのにとても有意義な時間だったので、簡単にまとめておきます。

PROGRITとは

www.progrit.co.jp

公式HPの表現を引用すると、PROGRITは英会話スクールではなく、「本気で英語力を伸ばしたい人のための英語コーチングサービス」です。
英会話のレッスンを実施するのではなく、週1回の面談と毎日の学習サポートを通して「目標に最短距離で到達するためのノウハウと成果が出るまで継続するためのノウハウ」を伝授し、学習者の「良質な自習(1日3時間!)」を促すメソッドとのこと。

無料カウンセリングの内容

トータルで1時間程度、しっかり話を聞いてくれた上でアドバイスをもらえてとてもよかったです。もっとスパルタな感じかと思っていたけど、担当してくださった方はとてもフレンドリーで優しかった。

英語学習のゴールを確認
普段の学習方法についてのヒアリング
英語力の確認

リスニング、スピーキングに関する簡単なテストを10分ほど実施

学習方法の提案

リスニングは  音声知覚→意味理解
スピーキングは 概念化→文章化→音声化 
という、言語学に基づいた処理プロセスの解説のあとは、いよいよ学習方法の提案。

私の場合、リスニングではシャドウイングで「音声知覚」能力を伸ばすこと、
スピーキングでは瞬間英作文で「文章化」能力を伸ばす(文法自体はできているので、処理のスピードを上げる)ことが喫緊の課題で、さらに、「意味理解」を深めるための多読と、単語帳を使った日→英での単語力向上をおすすめされました。

こうして書いてみると、かなり地道な、いわば筋トレ的なトレーニングが中心だなあと改めて気付きます。瞬間英作文も、多読も、単語帳も、全部つまらなくて意志が弱くて過去に挫折したものばかり。苦笑
伴走してくれるコンサルタントの方がいないと、毎日3時間の学習を3ヶ月続けるのは容易ではなさそうだなあというのが率直な感想で……でも、理論がしっかりしているので提案の納得感はとても高かったです。遂行できたら、絶対実力がつくだろうなと心から思えました。

気付いたこと

どんな凄い講師の講義を受けたところで、その瞬間英語ができるようになるわけではなくて、結局のところ地道に自分で勉強していくしかないんですよね。そりゃそうだ。
で、どうせ自分でやっていくしかないのなら、最短距離を走りましょうよ。あなただけの最短距離を教えますよ、一緒に走って熱くサポートしますよ、というのがPROGRITの勘所だと理解しました。これは人気が出るのも納得。

ちなみに、オンライン英会話の活用法についても相談してみたところ、オンライン英会話はあくまでも練習試合の位置づけなので、週2~3回でいいのではとアドバイスをいただきました。オンライン英会話では既に持っている技がより得意になっていくだけで、新しい技の習得は難しいと。
まさに今痛感していることなので、ある意味では予想通りのご指摘。おっしゃる通りだわと心から思いつつ、それでもレッスンの予約がないとサボってしまう自信があるので、ペースメーカーとしてのオンライン英会話が私にとっては必要だと思ってます……。瞬間英作文をするために、土日に朝8時に起きるなんて私には絶対できない。

ということで、ひとまずは日々のオンライン英会話にプラスして、TEDを使ったシャドウイングと瞬間英作文に少しずつ取り組んでいこうかなと思います。