【奈良】奈良ホテル宿泊記
行ってきました、二度目の奈良ホテル!
関西の迎賓館と呼ばれ、クラシックホテル好きにはたまらない美しいホテルです。新型コロナウイルスの影響もあり、長らく外出を控えていましたが、久しぶりに友人に会うことになったので、お互い近場の奈良ホテルで1泊してゆっくり喋り倒すことに。
長らくブログをサボってしまったので、リハビリがてら短めの宿泊記です。
近鉄奈良駅からは少々の上り坂で徒歩15分ほど。以前は無料送迎バスが出ていたようですが、今は新型コロナウイルスの影響もあって休止中とのこと。とても暑かったこともあり、素直にタクシーで向かいました。
ホテルに入って真っ先に目に留まるのは、とにかく美しい大階段。
こちらはティーラウンジの手前にある、待合室として使われている広々としたロビー。アインシュタインが弾いたピアノや平成の大時計もこちらにあります。 とっても居心地が良くて、何度も休憩させてもらいました。
階段の上にもソファスペースがあります。「調度品」と呼ぶのが相応しい、重厚なソファセットからは、奈良公園やならまちの景色を一望することができますよ。
こちらはフロントを見下ろしての1枚。フロントには感染予防対策でアクリル板が設置されていますが、木製の枠のおかげで高級感があり、違和感はほとんどありませんでした。
客室
今回の客室は本館2階のスタンダードツイン。一番お安いシティサイドです。2府4県在住者限定プランで朝食付1人15,000円ほど、ここからさらに「Go To」の割引が入るという、あまりにもお手頃価格で申し訳なくなります。
前回はコネクティングルームが使いたくて新館に宿泊したので、念願の本館客室にうっとり。なんといってもチャームポイントは創業時のマントルピース。鳥居がちょっとした戸棚になっていて面白かった。
バスマットさえもかわいい!
朝食
お待ちかねの朝食はメインダイニング三笠にて。茶粥定食・和定食・洋食セットメニューから好きなものを選びます。洋食はプリフィクススタイルなのですが、平常時と比べるとやや選択肢が限定されているようでした。
運良く窓際の席にご案内いただきました。一番遅い9:00の回にしたので、最後のほうはほぼ貸切状態に。
最初にサラダ、フルーツ、ヨーグルトのプレートとジュースが運ばれてきます。
シリアルは1種類のみ。通常はグラノーラなども選べるようです。
メイン料理はオムレツ・スクランブルエッグ・エッグベネディクト・フレンチトースト・豚肩ロースステーキからのチョイス。前回食べたフレンチトーストが忘れられなくて今回もフレンチトーストを選択。同行した友人は茶粥定食にしていました。
ふるふる感が絶妙なフレンチトーストにたっぷりシロップを掛けていただきます。最近はほぼプリンでは??というような食感のフレンチトーストも増えていますが、そうではなくて、とても端正な、折り目正しいフレンチトースト。ベーコン・ソーセージ・厚切りハム付き。ソーセージがジューシーでとても美味しかった。
チェックインの際に、「朝食会場でお使いください」と使い捨てのマスクケースをいただきました。マスクケースを配ることで、逆に「朝食会場にもマスクをつけていかなきゃ!」と自然に気付くことができるのでとてもスマートなサービスだなと思います。
二度目の奈良ホテル、やっぱり素晴らしかったです。17時間近く滞在して存分にリフレッシュすることができました。
誰がどう見ても高級で上質なホテルながら、ミニバーではなく空の冷蔵庫だったり、ルームサービスの値段も良心的だったりして、思いのほかカジュアル・フレンドリーなところも個人的には結構好きです。
おしまい。