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旅行・勉強・自炊など。気分はいつでも船の上。筆者は元旅行会社勤務⇒現在はメーカー人事

クァンタム・オブ・ザ・シーズ乗船記⑨寄港地・ポートクラン編

クァンタム・オブ・ザ・シーズ乗船記の続き。
3回に分けて各寄港地について書いていく予定。

12月29日、最初の寄港地はポートクラン。

www.royalcaribbean.jpマレーシアの首都、クアラルンプールまで車で1時間程度かかる港なので、

①船主催のエクスカーション(英語ツアー)に参加する
②ミキ・ツーリスト主催のエクスカーション(日本語ツアー)に参加する
③船が販売しているポートクラン⇔クアラルンプールの往復バスだけ購入して自力観光
④基本的に船内で過ごす

の4択で検討し、日本語ツアーの内容があまりに定番すぎると感じて、
①船主催のエクスカーションの中から
「バトゥ洞窟とクアラルンプール市内観光」ツアーに参加。
乗船前に予約していたので、乗船初日の部屋にチケットが届けられていた。
ツアー全体の参加者はたぶん120人くらいで、
当日集合場所に到着した順に30名ほどのグループに分けられる。
私たちのグループの日本人は6名ほど。

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ポートクランのクルーズターミナル。
クラシカルで立派な建物だけど周りはほぼ何もない。
建物内にはお土産物屋さんもいくつか。動線が意外に難解なので迷子に注意。
(船内で集合してからツアーバスに乗り込むまでにはぐれた人が実際にいた)

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まず訪れたのはバトゥ洞窟。個人的に一番楽しみにしていた場所。
せっかくツアーに参加するんだから個人で行きにくいところを訪れたくて。
鍾乳洞と極彩色のヒンドゥ寺院のコラボレーションがとても味わい深い。

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272段の階段を登り切るとそこは猿の楽園。
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想像以上の猿の多さに面食らったけど、総じて大人しく静かな猿たち。
差し込む日の光に照らされて、神聖な存在だと言われているのが納得の佇まい。
この写真は今回の旅行中1,2位を争うお気に入り。

さて、キッチュな回廊では写真を撮っている世界各国の女子がたくさん。
うんうん、間違いなくフォトジェニックだよね!

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その後、クアラルンプール市内へ移動。
バトゥ洞窟では階段を上り下りする時間を考慮して40分間の自由行動があったけど、
市内観光は基本全員行動でかなりサクサク進み、ひたすら写真を撮って回るイメージ。

全景が映るベストアングルからペトロナス・ツインタワーの写真を撮ったり

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ムルデカ・スクエア(独立広場)でも10分ほどのフォトストップ。
イスラム建築と西洋建築が混在した独立広場周辺の雰囲気がとても好きだったので
次に訪問する機会があればゆっくり見て回りたいな。

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昼食はKLタワーの回転展望レストランにて。
回転展望レストランと聞いて、有楽町の交通会館を思い出しながら眺望を満喫。
入店するまでに1時間近く待たされてだいぶドキドキしたけど、
景色も良く、ビュッフェスタイルの料理もなかなか美味しくて満足。

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ガイドの方の英語は結構訛っていたのもあって聞き取りに苦労したけど、
多国籍なツアー参加者にかなり気を遣って声を掛けてくれてありがたかった。
毎回待ち合わせに遅れるマイペースなインド人集団と、
集合時間を過ぎた瞬間ソワソワしはじめる日本人の間でかなり苦心されたと思う……。笑

全体的に押し気味のスケジュールだったのに、
終わってみれば予定より30分ほど早めに船に到着していて驚いた。
ターミナル内のコンビニ的なお店でおやつを飲み物を購入し、船内へ。
明らかに食料品の入ったビニール袋をぶら下げて戻ったけど特に見咎められることもなく。

ブルーモスクに行くエクスカーションと迷ったけど、
バトゥ洞窟が予想以上に面白かったのでこのツアーにして正解だったと思う。
ブルーモスクとピンクモスクの両方に行けるツアーがあれば
人気が出そうな気がするんだけどなーと思ったり。