Cruise × Cruise

旅行・勉強・自炊など。気分はいつでも船の上。筆者は元旅行会社勤務⇒現在はメーカー人事

燃油サーチャージゼロ、とはいえ。

日系航空会社2社の燃油サーチャージが、久しぶりに0円になる。

燃油サーチャージがゼロに、3年半ぶり-日系2社 | 旅行業界 最新情報 トラベルビジョン

対象となるのはひとまず6月1日~7月31日発券分だけど、前回も5期(10ヶ月間)続いたことや、下落の背景を踏まえると当分継続されそうな予感。

前回燃油サーチャージが0円になったときは旅行会社に勤務していたので、「燃油サーチャージって本当にタダになるんだ!」って純粋に驚いた覚えがある。
失礼な話、燃油サーチャージなんてものは実質的な「上乗せ運賃」であって、ケロシン価格がどうなろうと何かしらの理由をつけて徴収されるものだとばかり思っていたから。

海外旅行にとってはいいことばかりの円高でも、仕事のことや日々の暮らしのことを思うと単純に喜んでばかりいられないのとは対照的に、燃油サーチャージは飛行機に乗らない限りは自分の生活に影響を及ぼしてくることはない。シンプルに安ければ安いほど嬉しいものだ。
だから、燃油サーチャージがゼロになるというのは純度100%の朗報。のはずなのに、まぁやっぱり素直に喜べない……。

ここ1,2年くらいは、「次に燃油下がったらまたアメリカ行こう!ニューヨーク行きたい!!」なんて思っていたけど、いくら燃油サーチャージがかからないからといってとてもじゃないけど新規の航空券を発券できる状況ではなくて。
出発までに事態が好転しなくて変更・払戻しの対象になるかドキドキしたり、対象にならなくて高額なキャンセル料を支払ったりするならハイリスク・ローリターンすぎる。
往復3万円近かった燃油サーチャージがかからなくなることが「ローリターン」だなんて、世知辛いなあ。本当に。

次の記事からはまた明るくのんきに気楽なことばかり書いていきます。
2018年5月に乗船したコスタ・デリチョーザの話なんかも少しずつ書きたい。