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旅行・勉強・自炊など。気分はいつでも船の上。筆者は元旅行会社勤務⇒現在はメーカー人事

コスタ・デリチョーザ乗船記①旅程・船室

2018年5月に乗船したコスタ・デリチョーザ7泊8日クルーズのことを、今日から少しずつ書いていきたいと思います。情報自体がだいぶ古くなっているので長くなりすぎないように、ほどほどの詳しさで、単純に回顧録として。

旅程

ヴェネチア発の7泊クルーズ、旅程は以下の通り。

5月13日(日)ヴェネチア
5月14日(月)バーリ寄港<アルベロベッロ観光>
5月15日(火)コルフ島寄港<アヒリオン宮殿と旧市街観光>
5月16日(水)サントリーニ島寄港<イア村・フィラの街観光>
5月17日(木)ピレウス寄港<アクロポリスの丘とプラカ地区観光>
5月18日(金)終日クルーズ
5月19日(土)ドブロブニク寄港<旧市街自由観光>
5月20日(日)ヴェネツィア

寄港地5か所のうち4か所が世界遺産。そしてサントリーニ島。あまりにも贅沢な、いいとこどりの航路になっています。

アドリア海クルーズは時期や船によって微妙に寄港地の組み合わせが違っていて、この時期はコルフ島の代わりにミコノス島に行くクルーズも多かった。ミコノス島も素敵だなーと思ったけど、コルフ島はミュージカル『エリザベート』における重要スポットのひとつなので、「今を逃すともう二度とチャンスはないぞ」とばかりに、私の希望で押し切りました。

パッケージツアー or 個人旅行

本来は旅程の自由が利きやすい個人旅行大好き人間だけど(集団行動も苦手だし)、今回は新婚旅行ということもあり、「コスタ・デリチョーザ サントリーニ島・コルフ島とドブロブニクを巡る憧れのエーゲ海クルーズ11日間」というクルーズプラネットの添乗員付きツアーに参加しました。

多少割高でも気楽に安心して参加したい、と思ってパッケージツアーにしたものの、日程が確定したのがクルーズ旅行にしては直前だったこともあり、個人で飛行機とクルーズをバラバラに手配した場合の料金と1人2万円くらいしか変わらない上、ツアーなら各寄港地での日本語観光とドリンクパッケージが付いてくるという、お得感でもツアーが上回る展開に。

ヴェネツィアのクルーズターミナルはシンガポールほど便利な立地ではなかったし、空港からのアクセスなどを考えると、やっぱりツアーにして正解だったなと思っています。

船室

パッケージツアーでは部屋番号はもちろん、右舷・左舷やフロアのリクエストもできないので完全に出たとこ勝負だったんですが、当たりのお部屋をアサインしてもらえたと思う。*1

カテゴリーは海側バルコニーを選択し、部屋番号は6358。エレベーターがすぐ近くで地味に便利でした。廊下の音が気になるようなことも一切なし。

ヴェネツィアからの出航の際に、サンマルコ広場などがしっかり見える、左舷側のお部屋でした。

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内装はこんな感じ。クァンタム・オブ・ザ・シーズと比べるとやっぱりヨーロピアンというか、イタリアンな雰囲気がありますね。落ち着いた色調です。部屋の広さは23㎡とのことですが、クァンタムと体感は殆ど同じだったのでバルコニー込みの面積かも(クァンタムは18.3㎡+5.1㎡)

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白基調のすっきりしたバルコニー。テーブルが大きめで使いやすいです。オットマンはなし。

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デスクのコンセント周りはこんな感じ。右側のA型は変換プラグ不要です。電源は多くはないので、変換プラグやタップ・延長コードは持参するのがお勧めですね。

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6日目、終日航海日恒例のルームサービス朝食をバルコニーで。コンチネンタルブレックファストは無料、フルブレックファストはデリバリー料が6ユーロ(ルームチャージ)くらいだったと思います。6ユーロで好きなものを好きなだけ選べるなら断然こちらでしょう!ということで、朝からたっぷりと。目玉焼きが乗っているのは朝食用ステーキです。ブラッドオレンジジュースが当たり前に選べるのも嬉しい。イタリア船らしさを感じる。

そういえば、クルーズ船特有(?)の、壁が透明なバルコニー、なんかいいですよね。

ブログに書くことを想定していなかったこともあり、ちょうどいい写真が見つからないので今日はこの辺で……アメニティーとかも色々撮った気がするんですが。

次回からは発着地のヴェネツィアと各寄港地について順番に書いていく予定です。コスタクルーズは日本発着のものも増えているので、コスタ共通の船内設備や食事、ドリンクパッケージについても書けたらいいなと思っています。

*1:とはいえ、私は基本的に客室でも客席でも「自分が泊まった部屋が一番いい部屋・自分が座った席が一番いい席」って考えるようにしている。比べてもキリがないし、せっかくの楽しい時間がもったいないので